金融世界を巻き込んだ

15年近く昔の平成10年6月、大蔵省銀行局や証券局等が所掌する事務のうち、民間金融機関等(民間資本によって運営される銀行等)の検査・監督に関するものを分離することで、当時の総理府の外局(府省のもとに置かれ、特殊な事務、独立性の強い事務を行うための機関)として旧金融監督庁を設けることになったのが現実です。
いわゆる「金融仲介機能」「信用創造機能」そして「決済機能」以上の3つの機能を通称銀行の3大機能と呼び、基本業務である「預金」「融資」「為替」さらにはその銀行の信用によって機能していると考えられる。
ゆうちょ銀行(株式会社ゆうちょ銀行)が実施しているサービスについては2007年に廃止された郵便貯金法に基づく「郵便貯金」としてではなく、銀行法(1981年年6月1日法律第59号)に定められている「預貯金」に準拠するサービスです。
きちんと知っておきたい用語。デリバティブとは?⇒従来からのオーソドックスな金融取引に加え実物商品や債権取引の相場が変動したことによるリスクをかわすために実現された金融商品のことであり、とくに金融派生商品という呼称を使うこともある。
ということは「重大な違反」になるのかならないのかは、監督官庁である金融庁で判断するものです。たいていのケースでは、小粒の違反がたくさんあり、その影響で、「重大な違反」評価するものです。
【解説】保険:突然起きる事故が原因の財産上の損失の対応のために、立場が同じ複数の者がわずかずつ保険料を出し合い、集めた資金によって予測不可能な事故が発生した者に補てんのための保険金を給付する制度ということ。
平成10年6月のことである、大蔵省(省庁再編後財務省)銀行局や証券局等が所掌していた業務のうち、民間金融機関等の検査・監督業務のセクションを分離・分割して、旧総理府の外局として位置付けられたのちに金融庁となる金融監督庁をつくったのです。
保険とは、防ぐことができない事故によって生じた財産上(主に金銭)の損失に備えて、賛同する複数の者が定められた保険料を掛け金として納め、集められた保険料を資金にして保険事故が発生した際に保険金を支給する制度である。
例外を除いて株式市場に自社株を公開している上場企業の場合、事業運営のための資金集めのために、株式に加えて社債も発行することが多い。株式と社債の違うところは、返済義務に関することである。
いわゆる外貨MMFって何?現在、日本国内で売買可能である外貨建て商品の一つ。外貨預金の内容と比較して利回りがかなり高く、為替変動の利益が非課税であるという魅力がある。証券会社で購入する。
すでに日本国内で活動中のほとんどの金融機関は、早くから国際的な金融市場や取引に関する規制等の強化までも視野に入れて、財務体質等の一段の強化、さらには合併・統合等を含めた組織再編成などまでも積極的に取り組んでいます。
麻生内閣が発足した2008年9月15日のことである。アメリカの老舗投資銀行であるリーマン・ブラザーズが誰も予想しなかったことに経営破綻したというニュースがアメリカから発信された。この破綻がその後の全世界を巻き込んだ金融危機のきっかけになったので「リーマン・ショック」と名づけられたのが由来。
中国で四川大地震が発生した平成20年9月に大事件。アメリカの有数の投資銀行であるリーマン・ブラザーズが前触れもなく破綻したのです。この事件が歴史的金融危機の引き金になったため「リーマン・ショック」と名づけたのだ。
一般的にバブル経済(世界的には金融資産が増えた近代から頻繁に見られている)とは?⇒市場価格の動きが大きい資産(不動産や株式など)が過剰投機によって実際の経済の成長を超過したにもかかわらずそのまま高騰し続け、最終的には投機による下支えができなくなるまでの経済状態。
ですから安定という面で魅力的であるだけではなく活気にあふれたこれまでにない金融に関するシステムを構築するためには、銀行など民間金融機関及び行政がそれぞれが持つ解決するべき問題に精力的に取り組んでいかなければいけない責任がある。